世間でもっと認知されるべき学習障害
学習障害は、ある特定の分野の習得が他と比べて著しく困難である状況を指します。そのほかで特に発達の遅れは見られないため、周囲からは単純に「努力不足」「要領が悪い」などと批判されることも多いです。また、自分自身も学習障害だと自覚していない場合、「自分は何故こんなこともできないんだろう」とひどく自分を責めてしまいます。うつ状態に陥って初めて学習障害と診断されるケースも少なくありません。
学習障害と診断されることで、病気が原因であることが証明され、気持ちが楽になることがあります。そのため、もっと世間に学習障害への認知が広がれば、救われる人は増えるでしょう。